阪神電車AIさくらさんの5言語案内と駅員負担軽減
元記事公開日: 2024年3月13日
出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000124.000060004.html
阪神電車神戸三宮駅では、ChatGPTを実装したAIさくらさんが、日本語・英語・中国語2種・韓国語で乗り換えルートや観光情報を案内する。利用者は音声対話またはタッチパネルで操作し、FAQは最新ファイルやWebサイトのURLから自動生成する。駅員への多数の問い合わせと多言語対応の負担を減らし、駅サービスの満足度向上を目的とする。
背景
神戸三宮駅の周辺には観光スポット、大型ショッピングモール、地下商店街があり、日本国内外から多くの利用客が訪れる。周辺駅やバス、タクシーへの乗り換えも多く、駅員には案内に関する問い合わせが多数寄せられていた。インバウンド利用客への多言語対応や人材育成も駅員の負担となり、利用者への対応力が個人の能力に依存する状況がサービス面の課題となっていた。
要望・目的
阪神電鉄グループで駅サービス事業を担う阪神ステーションネットは、駅員の業務負担軽減と駅サービスの満足度向上を目的に、神戸三宮駅へAIさくらさんを導入した。国内外の利用客の多様な案内需要に、迅速かつ適切に対応することが必要とされていた。
実装・実施内容
2024年3月1日から、AIさくらさんDXシリーズのアバター接客さくらさんを阪神電車神戸三宮駅へ設置した。設置場所は西口の駅長室前で、始発から終電までの4時30分から25時まで稼働する。利用者は音声で対話するか、タッチパネルで項目を選択して案内を受ける。回答画面には駅構内図を表示し、乗り換えルートや観光施設の詳細は二次元コード経由で外部サイトへ案内する。
AIサービス・システム
アバター接客さくらさんは、ChatGPTを実装した対話型AIである。日本語、英語、中国語の簡体字・繁体字、韓国語の5言語で、乗り換えルートや観光情報を案内する。最新のファイルやWebサイトのURLを直接読み取り、内容を基にFAQを自動生成できる。FAQに学習されていない質問へ、ファイルやURLからリアルタイムで回答を自動生成する機能は、今後のアップデート予定とされている。
結果・効果
AIさくらさんのサイネージに生成AIを搭載する取り組みは、神戸エリアで初めてとなった。ファイルやURLを基にFAQを自動生成することで、FAQ更新にかかる労力の大幅な削減を可能にする。今後は問い合わせ窓口としての役割を強化し、神戸三宮駅の業務効率化とDXを支援する方針である。