Stability AIとアニメチェーンの制作支援AI共同研究
元記事公開日: 2024年3月18日
出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000003.000135092.html
Stability AI Japanとアニメチェーンは、アニメーション制作工程を学習し、アニメーターの意図を理解する生成系AI支援ツールを共同研究する。2D・3D間の作業形式整備や作画ミスの発見・修正指示を補助し、煩雑な作業の軽減と作品品質向上を目標とする。
背景
日本のコンテンツ産業、とりわけアニメ産業は世界的な需要が高まる一方、制作現場の人手不足が深刻な問題とされる。限られた人員で高品質なコンテンツを制作できる環境が必要とされている。アニメチェーン構想は、クリエイターがAI時代にも継続して制作活動を行い、収益を最大化できるコンテンツ・エコシステムの拡大を目的に掲げる。
要望・目的
既存のアニメ制作工程を維持したまま、アニメーターの意図を理解して創造性を引き出す制作支援ツールを目指す。基盤モデルを含む学習には、権利者の許諾を受けたオプトイン素材を用いる方針である。生成系AIを自動で絵を描いて仕事を代替するものではなく、制作プロセスを支える手段として位置付ける。
実装・実施内容
Stability AI Japanとアニメチェーンは、アニメ業界向け生成系AIの共同研究の検討を開始した。共同開発は2024年春を目処に開始することを目指し、アニメチェーン協議会を通じて制作現場の声を直接聞きながら、研究・開発の方針を検討する。現場の意見を踏まえた適切な方針に基づく進行を予定している。
AIサービス・システム
研究対象の制作支援ツールは、アニメーションを制作工程から深く学習し、アニメーターの意図を理解することを目指す。既存工程を変えずに、2D・3D間で異なる作業フォーマットを整備する補助や、作画ミスの発見と修正指示を行う構想である。新人アニメーターの教育支援と制作スキル向上も対象に含む。