コロプラのChatGPT・Claude活用と効果把握
元記事公開日: 2026年3月30日
出典: https://www.itmedia.co.jp/aiplus/article/2603/30/1260330099/
コロプラは、ChatGPTやClaudeなどの利用データ、経費精算、アンケート・ヒアリングを集め、散在する活用事例ログからAIでレポートを自動生成している。2025年9月時点で社員の9割以上が業務でAIを活用し、3人に1人が業務量半減以下を実感しており、利用率100%を目標に段階的な展開と教育を続けている。
背景
コロプラではGoogle Workspaceを全社導入しており、GeminiがバンドルされてもAI分の追加コストは相対的に小さかった。チームプランのGoogle Workspace、ChatGPT、Claudeは管理者画面から利用状況を確認でき、社内ツール経由の利用にもログが残る。個人契約のAIサービスは経費精算情報で利用者と契約プランを把握している。
要望・目的
目標はAI活用率100%である。全社員がAIを使える状態を当たり前にし、AIエージェント時代の業務変革に備える土台として位置付けている。AIツールへの投資は売上効果を厳密に求める対象ではなく、勤怠ツールや通信費のような業務基盤として予算を確保する考え方を採っている。
実装・実施内容
管理者画面、社内ツールのログ、経費精算から利用状況を集め、定期アンケートとヒアリングで業務別の工数削減に関する声を数値で蓄積している。先進的に使いこなす層へ高額なツールを先に配布し、段階的に対象を広げる。非エンジニア層には、エージェント型ツールへ進む前の段階を補うハンズオン形式の教育も進めている。
AIサービス・システム
Google Workspace、ChatGPT、Claudeなどをチームプランで導入し、Claudeの個人契約も一定範囲で容認している。各チャンネルに散在する活用事例のログをAIに扱わせ、レポートを自動生成する取り組みを開始した。Claude CoworkはCEOが利用例を紹介し、NotebookLMはゲーム開発部門の役員が企画案のブラッシュアップに使っている。
結果・効果
2025年9月時点で、社員の9割以上がAIを業務に活用している。社内アンケートでは3人に1人が業務量が半分以下になったと実感し、アイデア出しが数日から数分に短縮された事例や、チェック工程の効率化も確認されている。データの機密性区分と利用可能なツールを明確にしたことで、入力可否に関する問い合わせが減り、利用のハードルが下がった。