政府がバーティカルAIを19分野で推進し消防AIを2030年実装へ
出典: https://www.sbbit.jp/article/cont1/186078
背景
政府はAI基本計画の改定案を決定し、汎用的な大規模言語モデルの開発基盤だけでなく、各産業や現場に固有のデータを生かすバーティカルAIを国家戦略の柱に据えた。製造、物流・交通、医療・介護・福祉、防衛、消防など19分野を重点領域に指定した。
要望・目的
市場性、公共性、戦略性の観点から重点領域を定め、領域別の戦略と官民による集中投資を進める方針である。消防分野では、深刻な人手不足への対応として、119番通報へのAI自動応答システムを2030年までに社会実装する目標を掲げた。
実装・実施内容
政府は、領域別に戦略を策定し、規制改革と財政支援を組み合わせて民間投資を促す。市場性のある5分野、公共性のある6分野、戦略性のある8分野を指定した。消防分野では通報内容の即時分析と現場指揮官への対応提案を行うAI自動応答システムの導入例と工程表が示された。
AIサービス・システム
バーティカルAIは、産業や現場固有のデータとAIモデルを統合する領域特化型AIとして位置付けられる。消防のAI自動応答システムは、119番通報の内容を即時に分析し、現場指揮官へ対応を提案する。記事では、具体的な製品名や開発事業者は示されていない。
結果・効果
政府は19分野でバーティカルAIの開発と社会実装を進める方針を示した。消防のAI自動応答システムは2030年までの社会実装が目標であり、実現済みの効果ではない。現場での活用により専門データの蓄積を加速させ、自律型ロボットなどに向けたフィジカルAIの開発基盤を強化する相乗効果を見込む。